外国人介護職員教育で、先輩は本当に教えやすくなるのか
老健の現場で起きたOJTの変化
外国人介護職員の教育で、見落とされがちなのが「教える側」の負担です。
新人本人が学びやすいことも重要ですが、実際の現場では、先輩職員がどう感じているかが定着率や教育の質を大きく左右します。
娯生会の管理者インタビューでは、この点について非常に示唆的な話が出てきました。
先輩職員からは、動画を見てから現場で教えるのと、ゼロから言葉だけで教えるのとでは、理解度が全然違うというフィードバックがあったそうです。
これは当然といえば当然です。
たとえば、介助の手順、利用者への声かけ、身体拘束や倫理の概念などを、言葉だけで説明するのは非常に難しい。
しかも相手が外国人職員であれば、日本語の理解だけでなく、文化的背景の違いも影響します。
そこに動画があると、教える側は「まずこの動画を見ておいてね」と言える。
そして現場では、「あの動画で見た場面と同じだよ」と補足できる。
この違いは大きく、OJTそのものの負担感を下げます。
管理者は、アニメーションで見せることで、単に言葉で説明するのとは全く理解度が違うと語っています。
つまり動画は、学ぶ側だけでなく、教える側の説明コストも削減しているのです。
外国人介護職員教育がうまくいかない施設では、先輩職員の「教える負担」が属人的になっていることがあります。
しかし、共通の動画教材があれば、教え方のベースが揃う。
これは教育の標準化にもつながります。
👉 OJTがどう変わったのか、管理者の声はこちら
https://bsp.nai.co.jp/goseikai-interview-managers202603/



