【新人介護研修】根拠のある介護とは?科学的介護の基本

― “なんとなくの介護”から専門職の介護へ ―

介護の仕事は、長い歴史を持つ医療とは違い、比較的新しい分野です。

2000年に介護保険制度が施行されてから、まだそれほど長い年月は経っていません。

そのため、かつての介護の現場では

  • 「先輩がそう言っていたから」
  • 「昔からこうやっているから」
  • 「なんとなくその方が良さそうだから」

といった、経験や勘に頼った介護が少なくありませんでした。

いわば、職人の世界です。

もちろん経験は大切です。
しかし、現代の介護に求められているのは

「根拠のある介護」

です。

つまり、
なぜその介助方法を行うのかを説明できる介護です。


介護の動作にはすべて理由がある

介護現場の一つひとつの動作には、実はすべて意味があります。

例えば、
車椅子からベッドへ移乗する介助

多くの施設では、ベッドの高さを

  • 車椅子の座面と同じ高さ
    または
  • 少し低くする

よう指導されています。

これは「なんとなく」ではありません。

理由は明確です。

ベッドの高さを調整することで

  • 利用者の身体負担が軽減される
  • 介護職員の腰への負担が減る
  • 転倒リスクが下がる

からです。

つまり、

安全性と身体負担の軽減という科学的根拠

があるのです。


入浴介助にも科学的な理由がある

入浴介助でも同じです。

多くの施設では

「お湯の水位は胸より低くする」

と指導されます。

これにも、明確な理由があります。

水圧は身体に影響を与えます。

湯船の水位が高いと

  • 身体表面に水圧がかかる
  • 血管やリンパ管が圧迫される
  • 血液が一気に心臓へ戻る

という現象が起こります。

その結果

  • 心臓の働きが活発になる
  • 血液循環が促進される
  • 呼吸数が増える

などの変化が起きます。

若く健康な人には問題ありません。

しかし高齢者の場合

  • 心臓疾患
  • 呼吸器疾患
  • 高血圧

などを抱えていることも多く、
逆に身体への負担になる可能性があります。

そのため

お湯の水位は胸より低くする

という原則があるのです。

場合によっては

  • 半身浴
  • シャワー浴

を選択することも重要になります。


介護は「意図的な行為」である

このように、介護の現場で行われる技術のほとんどには

根拠

があります。

もちろん、介護技術は現場で覚えるものです。

先輩職員の技を見て学ぶことも大切です。

しかし、それだけでは

専門職とは言えません。

なぜなら介護は

意図的に行う行為

だからです。


知識があるからケアカンファレンスに参加できる

介護の知識と根拠を理解していくと、
次のステップに進むことができます。

それが

ケアカンファレンスへの理解

です。

ケアカンファレンスでは

  • 利用者の身体状況
  • 生活環境
  • リスク
  • ケア方針

などが話し合われます。

ここで議論される内容は

  • ADLの維持
  • 誤嚥リスク
  • 転倒予防
  • 入浴方法

など、すべてに根拠があります。

その根拠を理解して初めて

ケアプランの意味

が理解できるようになります。


根拠のある介護は利用者のニーズを見つける

知識と経験が積み重なると、
介護職員はあることに気付きます。

それは

利用者の本当のニーズ

です。

表面的な要望ではなく

  • 本当に困っていること
  • 本当に望んでいる生活
  • 本当に必要な支援

が見えるようになります。

そしてその結果

科学的で客観的な介護

が実践できるようになります。

これこそが

専門職としての介護

です。


アニメだから理解できる介護の専門性

しかし、こうした考え方は

文章や座学だけでは
理解しにくいものです。

そこで「動画でOJT介護」では

アニメ形式の研修動画

を採用しています。

ストーリー形式で

  • 現場の状況
  • 職員の判断
  • 利用者の状態

を描くことで

難しい概念が直感的に理解できる

ようになっています。

そのため

  • 新人介護職員
  • 外国人介護職員
  • 介護福祉士を目指す方

でも理解しやすい教材になっています。


介護教育の質が施設の未来を変える

介護施設にとって、最も重要なのは

教育の質

です。

新人職員が

  • なぜその介助をするのか
  • なぜその方法なのか
  • なぜそれが安全なのか

を理解できるかどうか。

それが

  • 事故防止
  • 介護品質
  • 職員の定着

に大きく影響します。


科学的介護の時代へ

これからの介護は

経験だけの介護ではなく

根拠のある科学的介護

の時代です。

そしてその第一歩は

「なぜそうするのか」

を理解することです。


介護教育を変える「動画でOJT介護」

この動画でOJT介護の編集、制作は、30年以上にわたり、医学を中心とした日本の自然科学研究を支えてきた、エヌ・エイ・アイ株式会社の科学論文サポートサービスの知見と、40ヵ国語以上の言語を翻訳し続けているNAIway翻訳サービスの経験に裏付けされた安心のサービスです。ぜひご信頼をお寄せください。

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